長良川どじょうの始まりと味
--なれそめ--
ある友人が私の実家の近くにあるダムで釣った天然のコイは「刺身で食べても大変うまい!」と聞き、私も釣りに行ってみました。そして釣れたコイを刺身にして食べてみると元料理人である私ですら驚くほどおいしく天然の真鯛より「うまい!」と感じました。
ここから「長良川どじょう」のルーツは始まるのですが、長良川の最上流、岐阜県郡上市付近の川には、全国清流めぐり利き鮎大会で日本一になった郡上鮎や天然のうなぎ、サツキマスなど沢山の川魚が生息しています。どの魚もおいしく食べられます。やはりおいしさの秘密は雪解け水がもたらすミネラル豊富な長良川の水にあると思います。
その長良川の最上流の清水を使って何か養殖出来ないかと考え、休耕田を利用してどじょう養殖を始めました。どじょうは本来、水温が高い沼地などを好むのですが、長良川の最上流であって冷たい清水や冬の大雪が降るこの土地での養殖は無理ではないかとの声もありました。
そして、不安な中どじょう養殖をスタートし、色々な困難もありましたが、ようやく育ったどじょうを始めて食べた時、あまりの旨さにこのどじょう養殖は間違いじゃなかったと確信しました。ここで育ったどじょうは臭みがまったくなく、天然のうなぎにも負けず劣らずの味です。大量生産ではないので、生産量はまだまだですが、このすばらしい天然清水で育った「長良川どじょう」をぜひ一度ご賞味くださいませ。
生産者紹介
松崎貴宏です。長良川どじょう、生産者の松崎です。
長良川の最上流、岐阜県郡上市の山中にて、どじょうの養殖を手掛けております。清涼な長良川の源流があるこの場所で、なにかできないかと思い立ち、どじょうの養殖をはじめました。
今では、全国の料理店から注文が入るようになり、「長良川どじょうは臭みがなくておいしく召し上がれ、食べやすい」と大好評です。
長良川の源流で育った、安心・安全な長良川どじょうを私が自信を持って全国の皆さまにご提供いたします。
養殖風景
養殖地の取入口にはきれいな清水が流れています。 |
ミネラルたっぷり |
穏やかな山中です。 |
この中に沢山のどじょうがいます。 |
変わった、オレンジどじょうもいます。 |
めずらしいオレンジ色 観賞用にいかがですか |